自然の恵みを守り抜き
緑を増やして理想の地球へ
造園家/プランツプロデューサー 小山伸一
まず、場所を読む
土地の傾き、水のたまり方、建物の開口、光と風の通り道。そこにどんな暮らしがあり、どんな時間が流れているか。庭の輪郭は、その読み取りから決まっていく。
型で決めない
和風か洋風かという分け方では、置く木は決まらない。建物の性格や、そこで過ごす時間の長さを見て、その場所で育っていける一本を選ぶ。分類ではなく、場所が基準になる。
新しくつくるだけではない
引き受けてきたのは、新しくつくる仕事だけではない。すでにある庭を組み直すことも、建物の内と外をひと続きに考えることも、同じ一つの仕事の内側にある。
引き渡しで、終わらない
つくって終わりにせず、そのあとも同じ庭に通う。木は毎年姿を変え、暮らしのほうも変わっていく。その両方に合わせて手を入れ続ける関わり方を、何十年も仕事の中心に置いてきた。
仕事
一年のなかで、
庭は姿を変える
花のある季節も、枝だけの季節も、庭のひとつの姿である。
緑を大切にする人が、一人ずつ増えていけばいい。